Adoptの役割と権限は、社内ユーザーがPendo Adoptのどの機能にアクセスできるかを制御します。この記事では、Adoptで使用できるユーザータイプと役割、ユーザーを招待する方法、およびユーザーの役割を追加または編集する方法をまとめています。
ユーザータイプと役割
Pendo Adoptには以下の2つのユーザータイプがあります。
- 管理者：管理者は、フィーチャー、ユーザー、設定、メタデータ、インテグレーションを含む、Adoptアカウント内のすべてにアクセスできます。また、新規ユーザーを招待したり、ユーザーの役割を変更したり、ユーザーを削除したりすることもできます。
- ユーザー：すべてのユーザーはAdoptアカウントへの閲覧者権限を持っており、割り当てを解除することはできません。つまり、管理者だけでなくすべてのユーザーが、指標の表示や、セグメントおよびレポートの作成を行うことができます。データの可視性は制限できません。
ユーザータイプを選択した場合は、特定の権限セットを定義するアプリレベルの役割（閲覧者、アナリスト、ガイド作成者など）を選択するよう求められます。管理者ユーザーにはすべての権限が付与されているため、アプリレベルの役割は選択しません。
ユーザーに複数のユーザー役割を追加して、適切な権限を与えることができます。たとえば、同じユーザーに2つの役割が付与され、一方にはガイドを作成する権限があり、もう一方には権限がない場合でも、ユーザーにはガイドを作成する権限が付与されます。
次の表は、異なるユーザー役割ごとに使用できる権限を示したものです。管理者には表示されているすべての権限があります。比較のため、次の表の最後の列に記載しています。先頭行にはユーザーの役割を、左側の列には各役割で使用できる可能性のある権限を配置しています。これらの役割はいずれも、ガイドのテーマを管理したり、新規ユーザーをAdoptに招待したりすることはできません。これらは管理者のみが実施できる項目です。
| 閲覧者 | アナリスト | ガイド作成者 | ガイド公開者 | ガイドコンテンツ編集者 | リソースセンターの作成者 | リソースセンターの公開者 | 管理者 | |
| ガイドの作成と編集 | はい | はい | ||||||
| ガイドの公開とスケジュール設定 | はい | はい | ||||||
| ドラフトと無効のガイドの削除 | はい | はい | はい | はい | ||||
| ページとフィーチャーの作成、編集、削除 | はい | はい | はい | はい | ||||
| ワークフロー、パス、セグメントの作成 | はい | はい | はい | はい | はい | はい | はい | はい |
| リソースセンターの作成と編集 | はい | はい | ||||||
| リソースセンターの本番環境への公開（公開作業） | はい | はい | ||||||
| リソースセンターの無効化または降格 | はい | はい | ||||||
| ガイドテーマの管理（管理者のみ） | はい | |||||||
| ユーザーの招待を含む設定の管理（管理者のみ） | はい |
注：上記の表に示されているユーザー権限は、Pendo Adoptを新規にご利用のお客様に関連するものです。2023年3月より前からご利用いただいているお客様には、異なるユーザーオプションが表示される場合があります。
社内ユーザーを招待する
Pendo管理者のみが、新規ユーザーを招待して作成できます。ユーザーを招待するには、次の操作を行います。
- 左側のナビゲーションで［設定（Settings）］に移動します。
- ページの上部にある［ユーザー（Users）］タブを開きます。
- ページの右上にある［＋ユーザーを招待（+ Invite User）］を選択します。
- ユーザーの詳細（名前とメールアドレス）を入力します。
- そのユーザーに適切なユーザー役割と権限を選択します。［ユーザー権限（User Permissions）］を選択した場合は、アプリとユーザー役割を選択して、関連する権限をユーザーに割り当てます。
- フォームの右下にある ［ユーザーを招待（Invite User）］を選択します。その後、ユーザーにはAdoptアカウント作成の招待メールが届きます。
警告：「返信不可（no-reply）」のメールが自動的にブロックされたり、迷惑メールに分類されたりすることがあります。返信不可のメールアドレスを許可するようITチームに依頼してください。
ユーザー役割を割り当てる
管理者は、新しいユーザーの作成時や、既存のユーザーの編集時に、ユーザーの役割と権限を割り当てたり編集したりすることができます。管理者は自分の役割を編集できません。
注：ユーザーが招待を受け入れていない場合、そのユーザーのプロフィールはユーザーリストに表示されません。
役割は、［設定］>［ユーザー］で管理され、左側のナビゲーションからアクセスできます。開始するには、次のいずれかを実行します。
- ［ユーザー］ の表から既存のユーザーを選択して、詳細と権限を編集します。
- ページの右上にある ［+ユーザーを招待（+ Invite User）］を選択し、適切な権限を追加します。
ここから、次の手順を実行します。
- 必要に応じてユーザーの詳細を追加または編集します。
- ユーザータイプ（［管理者権限（Admin Permissions）］または［ユーザー権限（User Permissions）］）を選択します。［ユーザー権限］を選択した場合は、アプリとユーザー役割を選択して、関連する権限をユーザーに割り当てます。閲覧者（Viewer）の役割は常にユーザーに適用され、削除することはできません。
- フォームの右下にある［ユーザーを保存（Save User）］または［ユーザーを招待（Invite User）］を選択します。
ユーザーを削除する
ユーザーを削除できるのは管理者のみです。ユーザーを削除するには、左側のナビゲーションから［設定］>［ユーザー］に移動し、削除するユーザーにカーソルを合わせ、行の右側に表示されるごみ箱アイコンを選択します。