概要
Pendo Launcherがインストールされ、エージェントが初期化されると、ガイドアクティビティの読み込みとAdopt内のユーザー行動の監視という2つの重要な機能が実行されます。
ユーザーの行動を監視しながら、エージェントは、クリックイベント、フォーカスイベント、トラックイベント、ガイド閲覧イベントなど、いくつかの異なるイベントタイプを探します。これらのイベントは、[イベントの生データ(Raw Events)]タブに取り込まれます。エージェントはまた、特定のアクティビティでアナリティクスを実行するために必要なすべてのデータを収集します。[イベント(Event)](1)列の下のイベントの生データをクリックすることで、このすべてのデータを表示できます。
要件
- [イベントの生データ]タブにアクセスするには、Adopt管理者である必要があります。
[イベントの生データ]タブにアクセスする
- [設定(Settings)](1)>[サブスクリプション(Subscription)](2)>[アプリの詳細を表示(View App Details)](3)>[イベントの生データ]をクリックします。
イベント情報を理解する
[イベント]列の下にあるイベントタイプをクリックすると、以下に示す[イベント情報(Event Info)]ページが表示されます。
すべての「イベント情報」は通常、上記の形式に従います。訪問者ID(1)はスニペットを通して渡され、アカウントID(2)もスニペットを通して渡され、イベントの現在のURL(3)は、従業員がクリックしたすべてのコンテンツと同様に収集されます。ターゲット(4)は、従業員が実際にクリックしたものです。
「イベント情報」ページは、イベントの生データに関連するすべてのアカウントと従業員のメタデータを文字列として保存します。Pendoのアナリティクスツールは、フィーチャーへのタグ付けを行うと、入力したCSSルールが正規表現に変換され、Pendoの膨大な文字列データベースに照会される仕組みになっています。一致するものをピックアップするたびに、1フィーチャークリックとしてカウントされます。このプロセスを顧客のすべてのイベントデータに対して実行すると、通常1時間以内に完了します。
さまざまなイベントタイプ
- フォーカスイベント。クリックイベントと同様のメタデータを取得しますが(UIコンテンツの取得など)、ユーザーがそれに集中している場合に限ります。
- 読み込みイベント。通常、訪問者およびアカウントベースのアクティビティメタデータが含まれます。
- XHRイベント。Pendo APIにpingを実行します。Pendoのアプリケーションは、独自のAPIにヒットすることが多いです。
記録を有効にする
インストールが完了したあとで、インストールがイベントを受信しているかどうかを確認する場合は、[有効化(Enable)](1)をクリックすることをお勧めします。ユーザーがフィーチャーをクリックした際に、Pendoにデータが送信されているかどうかがわからない場合、[イベントの生データ]タブで、どのようなメタデータがPendoに送信されているかを確認できます。
注:Adoptの[メタデータ(Metadata)]セクションを見ると、一部のメタデータがイベントの生データで渡されなかったことがわかります。これは、[メタデータ]タブに表示されるすべてのメタデータが、PendoのアカウントIDや訪問者IDのオブジェクトに直接格納されているからです。従業員が昇進した場合、その訪問者に関連付けられたメタデータがいつ変更されたかをPendoは記録していないため、これは重要です。