クロスアプリガイドを使用すると、複数のアプリケーションにまたがるガイダンスを提供できます。クロスアプリガイドは、単一のアプリケーションガイドを結合して作成されます。バッジガイドをクロスアプリガイドに含めることはできず、クロスアプリガイドを他のクロスアプリガイドのステップとして含めることはできません。
要件
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Adopt Studio専用です。クロスアプリガイドは、ビジュアルデザインスタジオ(Visual Design Studio (VDS))では使用できません。
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Adoptの管理者とユーザーはどちらもクロスアプリガイドを作成できます。
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クロスアプリガイドは、Pendo Launcher拡張機能でのみアクセス・構成でき、Pendoスニペットではアクセスも構成もできません。
シングルアプリケーションガイドの作成
Adoptでクロスアプリガイドを作成するには、まずAdopt Studioを使用してシングルアプリケーションガイドを作成する必要があります。シングルアプリケーションガイドを作成するには、左側のナビゲーションメニューから[ガイド(Guides)]タブに移動し、[ガイドの作成(Create guide)]を選択します(4)。ガイドに名前を付け、開始するアプリケーションを選択して、ガイド開始URLを入力するよう求められます。シングルアプリケーションのガイドの作成について詳しくは、こちらをクリックしてください。
クロスアプリガイドに統合するシングルアプリケーションのガイドを作成したら、[ガイド]タブに移動します。次に、クロスアプリガイドに統合するガイドの名前の横にあるチェックボックスをクリックして選択します(1、2、3)。ガイドが正しく選択されると、チェックボックスが青くなり、白いチェックマークが付きます。
警告:バッジガイドは、クロスアプリガイドに含められません。バッジガイドは[アクティベーション(Activation)]列に表示され、ページ上の要素の横に小さなアイコンを配置することができます。
シングルアプリケーションガイドを選択すると、[クロスアプリガイドの作成(Create Cross-App Guide)]ボタンがアプリケーション列の上に表示されます。[クロスアプリガイドの作成]をクリックすると、クロスアプリガイドの作成が開始されます。
注:あるクロスアプリガイドを別のクロスアプリガイドに含めることはできません。ガイドがクロスアプリガイドかシングルアプリケーションガイドかを判断するには、[アプリケーション]列を確認します。カンマで区切られた複数のアプリケーションを含むガイドは、クロスアプリガイドです。シングルアプリガイドには、1つのアプリケーションのみが表示されます。
クロスアプリガイドの構成
[クロスアプリガイドの作成]をクリックすると、以下の[クロスアプリガイドの作成]ページが表示されます。このページでは、クロスアプリガイドの名前(1)と、各ガイドの最初のステップのURL(2)を[ガイドアプリURL(Guide App URL)]列に記入します。準備ができたら、ガイドをドラッグ&ドロップして、ユーザーに表示する順番に並べます。ガイドの順番は、左端の[順序(Order)]列に表示されます(3)。
ヒント:ガイドの最後のステップに[次へ(Next)]ボタンがない場合、[クリックで進む(Advance on Click)]が無効になり[次へ]ボタンが作成されるため、ガイドがクロスアプリガイドの途中で中断することはありません。[次へ]ボタンをクリックすると、次のアプリケーションに移動します。
前回のガイドの下に表示される[既存のガイドを追加(Add Existing Guide)](4)のドロップダウンから選択して、クロスアプリにガイドを追加できます。
クロスアプリガイドの設定が完了し、ガイドを作成する準備ができたら、画面右下の[作成(Create)]をクリックします。これでクロスアプリガイドが作成されました。
注:各シングルアプリケーションガイドのステップは、クロスアプリガイドに複製され、シングルアプリケーションガイドのステータスは[ドラフト(Draft)]に設定されます。
クロスアプリガイドの設定
クロスアプリガイドの各ガイドステップとアプリケーションは、[コンテンツ(Content)]セクションにラベルが付けられています。下のスクリーンショットでは、ステップ1がSalesforceのガイド(1)、ステップ2もSalesforceのガイド(2)、ステップ3がGoogle Sheetsでのガイド(3)であることが確認できます。
クロスアプリガイドの名前の下で、クロスアプリガイドに関連付けられているアプリケーションを確認できます。この例では、アプリケーションはSalesforceとGoogleスプレッドシート(4)です。クロスアプリガイドの設定ページでは、ガイドの開始日や有効期限をスケジュール設定することもできます。開始日にガイドがユーザーに表示され、有効期限になるとユーザーには表示されなくなります。
注:[編集(Edit)]ボタン(5)をクリックすると、前のページに戻ります。そこから、ガイドの手順を並べ替えたり、ガイドを追加したりできます。クロスアプリのガイドステップには名前が付けられていないことに注意してください。このページからクロスアプリガイドに追加された新しいガイドは、[保存]をクリックするまで、その名前が保持されます。
自分のアプリで管理
[自分のアプリで管理(Manage in My App)]をクリックして、Adopt Studioで起動するアプリケーションを決めることができます。たとえば、Step 2 - Jira (1) を選択すると、Adopt Studioはクロスアプリガイドの2番目のステップとJiraアプリケーションを起動します。
Adoptスタジオ(Adopt Studio)の起動
Adopt Studioを起動すると、Adopt Studioのガイドステップが表示されます。ここから、既存ガイドへのステップの追加、ガイドステップの編集、ガイドステップの削除が可能です。
注:現在閲覧しているアプリケーションに関係なく、異なるアプリケーションのステップを編集できます。ただし、アプリケーションにステップを追加するには、ガイドの設定ページの[自分のアプリで管理]ボタンから、そのアプリケーションを開く必要があります。
既存ステップの編集
Adopt Studioの[ステップを編集(Edit Step)]をクリックします。エディタモードになり、ステップを修正できるようになります。
既存ステップの削除
[ステップの削除(Remove Step)]をクリックします。その後、ステップの削除の意思を確認する画面が表示されます。
ステップの並び替え
アプリケーションの最後のガイドステップの順序を変更し、最後のステップを[クリックで進む(Advance on Click)]にすると、上部パネルの[保存して公開(Save & Publish)]ボタンでクロスアプリガイドを保存するまで、[クリックで進む]のままとなります。この時点で、Adopt Studioは[クリックで進む]進むを無効にし、[次へ]ボタンに変更します。
注:ガイドステップは、アプリケーション内でのみ順序を変更できます。アプリケーションをまたいでの順序変更はできません。
新しいステップの追加
[+ステップの追加(+ Add Step)]をクリックし、ツールチップまたはライトボックスのいずれかを選択します。ツールチップは通常、ユーザーがプロダクト内の特定の領域に移動したり、特定のアクションを実行したときに表示されるアプリ内メッセージです。ライトボックスは、アプリまたはページの上に表示されるカスタマイズ可能なボックスです。どのようなサイズまたは寸法にもすることができ、テキスト、画像、または動画などのあらゆるタイプのコンテンツを含めることができます。ライトボックスはほぼすべての用途で使えますが、一般的なお知らせをする場合に優れたツールとなります。