メタデータ同期にOktaワークフローを使用する

注：ワークフローのテンプレートファイルはこちらからダウンロードできます。

このプロセスでは、Oktaワークフローを活用して、訪問者とそのメタデータをPendo Adoptにプッシュする方法を説明します。Oktaワークフローによって訪問者のメタデータをスケジュールに基づいて自動的に更新できるため、Pendoではこの方法を推奨しています。

 

要件

• ワークフローテンプレートファイル、 ダウンロードはこちら。

• Pendo Adoptの管理者ユーザー権限

• Oktaワークフローのスーパー管理者ユーザー権限

 

OktaとPendoの接続を作成する

1. Oktaの［接続（Connections）］タブに移動します。Okta用とPendo Launcher用の2つの接続アプリケーションを設定する必要があります。

 

2.［+新しい接続（+ New Connection）］をクリックし、ピンクのPendoコネクタを選択します。

 

3.［接続ニックネーム（Connection Nickname）］フィールドに適切な名前を付けます。インテグレーションキーがPendo Adoptで生成されます。

 

4. Pendo Adoptで、［設定（Settings）］>［インテグレーション（Integrations）］に移動し、［インテグレーションキーを生成（Generate Integration Key）］をクリックして、わかりやすい名前をつけ、［書き込みアクセスを許可（Allow Write Access）］にチェックを入れ、保存して新しいキーを作成します。新しいインテグレーションキーをコピーします。

 

5. Oktaワークフローに戻り、コピーしたインテグレーションキーを［インテグレーションキー（Integration Key）］フィールドに貼り付け、［作成（Create）］をクリックします。これで、Pendo Adoptコネクタの追加は完了です。

Pendoアプリケーションには、アプリケーションへの接続が機能していることを示す緑色のチェックマークが表示されます。

 

6.［+新しい接続］をクリックし、Oktaコネクタを選択します。青色のOktaコネクタを選択します。

 

7. Oktaの記事アプリケーションの接続の内容に従い、［接続ニックネーム］、［ドメイン（Domain）］、［クライアントID（Client ID）］、［クライアントシークレット（Client Secret）］フィールドを入力します。

 

8. これにより、Oktaコネクタが作成されます。Oktaコネクタは、［接続（Connections）］タブにアプリケーションとして表示されます。

新しいアプリケーションには、アプリケーションへの接続が機能していることを示す緑色のチェックマークが表示されます。

 

新しいフォルダを作成する

1. Oktaワークフローで青いプラスボタンをクリックして新しいフォルダーを作成して、名前を付けます。

 

2. 新しいフォルダーの横にある歯車の設定アイコンをクリックし、ワークフローのテンプレートファイルをインポートします。

ワークフローのテンプレートファイルをダウンロードします。

 

3.各ヘルパーフロー（ラベルSubFlowで始まるフロー）をオンにします。

 

ワークフローを接続する

1.［サブフロー - PendoへのTempテーブルのロード（SubFlow - Load Temp Table into Pendo）］サブフローを開きます。

 

2. このサブフローで、Pendoの接続先(1)が以前に設定した接続先になっていることを確認します。［接続先（Connection）］フィールドの下にある［オプション（Option）］ドロップダウン(2)を選択します。

 

3. メールアドレスは、デフォルトでPendoでユーザーを識別するためのキーとして使用されます。このフィールドに渡されたキーは、メタデータフィールドとしてではなく、訪問者IDとしてPendoに渡されます。

Pendoでユーザーを識別するためにメールアドレス以外のフィールドを使用している場合、この値をそのフィールドに合わせて変更します。

任意：Oktaに存在するがPendo拡張機能をインストールしていないユーザーをPendoに作成するには、［メタデータを用いたユーザーリストをプッシュ（Push User List with Metadata）］カードの［存在しないユーザーの作成（Create Non-existing User）］ドロップダウン(2)をクリックし、［はい（Yes）］をクリックします。［はい］を選択すると、そのユーザーがサブスクリプションに訪問者としてまだ存在しない場合、Oktaはその訪問者をPendoに追加します。新しく作成された訪問者のメタデータは、訪問者のエージェントブロックに表示されます。

8.［一括ロード - すべてのOktaユーザーを読み込んでPendoに同期（Bulk Load - Read All Okta Users and Sync to Pendo）］というタイトルのワークフローをクリックします。

 

9. ［フィルターでユーザーを一覧表示］カードに移動し、Okta接続が選択されていることを確認します。その他の設定は必要ありません。

 

カスタムメタデータフィールドを設定する

1.［サブフロー - ユーザーキー取得（SubFlow - Get User Keys）］というフローをクリックします。

 

2.［フィルターでユーザーを一覧表示］カードに移動し、Okta接続が選択されていることを確認します。

 

3.［このカードをテスト（Test this card）］というラベルの付いた再生ボタンをクリックし、テストを実行します。

 

4.［アウトプットの未加工データ（Raw Output）］ボックスに、profileというフィールドがあります。profileオブジェクト内のフィールドは、Pendoにプッシュ可能なOktaのフィールドです。インポートするフィールドをメモします。名前では大文字と小文字が区別されます。

 

5.［リスト構成（List Construct）］カードのitemフィールドを追加して、前の手順で選択したフィールドを追加します。itemフィールドに渡されたキーが、Pendoに渡されたキーとなります。

 

6. 画面左上の［保存（Save）］ボタンをクリックします。

 

データフローの有効化

重要：次の手順で、OktaからPendoへのメタデータのプッシュを開始します。続行する前に、前のすべての手順が正しく完了していることを確認してください。

1.［イベントでトリガーされるロード - ユーザー作成］カードと［イベントでトリガーされるロード - ユーザー更新］カードの両方をオンにします。これは、［オン/オフ］列のトグルで行います。

 

2.［一括ロード - すべてのOktaユーザーを読み込んでPendoに同期］カードをクリックします。

 

3.［テスト（Test）］ボタンをクリックして、このフローを実行します。これはテストではありません。これにより、すべてのユーザーがPendoにロードされます。ユーザー500人のバッチあたり30～60秒かかります。

注：50,000を超えるユーザーがPendoにロードされると予想される場合、Oktaでタイムアウトまたはメモリオーバーフローの問題が発生する可能性があります。この問題が発生した場合は、Pendoの担当者に連絡して、ユーザーの一括ロードのサポートを依頼してください。

 

4.Oktaで設定したメタデータフィールドは、Pendo Adoptの設定の［メタデータ（Metadata）］タブに表示されます。各メタデータフィールドに［タイプ（Type）］を設定します。たとえば、okta_emailは［タイプ］を［テキスト（Text）］に設定します。

最初のバッチが完了してから、新しいフィールドに入力されるまで15分かかる場合があります。

 

注：Oktaで設定した各メタデータフィールドには、簡単に識別できるようにokta接頭辞が付けられます。これらのフィールドの名前は自由に変更できます。一度設定すればカスタムセグメントで使用でき、Adoptプロダクト全体に適用することができます。